フィンテックと地方創生で再注目される「地域通貨」。気になる通貨は…
海岸のゴミが通貨に?!
環境に貢献する地域通貨もある。「ビーチマネー」は、海岸の清掃活動の中で得られた「ゴミ」であるビーチグラスをそのまま地域通貨として活用するというものだ。ビーチグラスとは、海に捨てられたガラスの破片が、自然の波や砂に揉まれて角の取れた曇りガラスのような風合いになったもの。当初は事務局を担う堀直也さんのポケットマネーで運営していたが、現在はスローヴィレッジ社のエコ洗剤「オールシングス イン ネイチャー」の売り上げの一部が運営資金となっている。
「あくまで、ビーチマネーを使ってもらうことが目的ではなく、海がきれいになることが大事です」(堀さん)

砂浜に多数落ちている「ビーチグラス」。アクセサリーにも使われ、独特の美しさがある
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