買い叩かれないフリーランスになるために~シェアリングエコノミーを活用して、理想の働き方を実現する~

立場によって足を引っ張り合うのはやめよう

「サラリーマンは恵まれているんだから多少の文句を言うな、とか、足を引っ張り合って下に合わせるのではなくて、今非常に不利な立場にある非正規やフリーランスの人たちがそれなりに保障を受けられるようにする必要があるし、ずっとギグエコノミーで食っていくということではなく、フリーになったり社員になったりと行き来できるような形で流動化するといい」と中野氏は語る。  著書の中ではシンガポールに住む中で、転職が当たり前だったり、住み込みのメイドを雇ったりする海外の文化に触れてはいるものの「グローバルエリートに限られる話というものもあるし、それぞれの国に課題があり、海外のどこかにすべてがうまくいっているモデルがあるとは思っていない」という。「日本のテクノロジーを活用しながら、うまくいく仕組みを作っていけたら良いと思う。日本の女性は、全部自分一人で、高水準の家事・育児をしようとする傾向にある。シェアの概念で、少しでも”全部自分でやらなくてもいい”という状況が生まれれば良い」。  多様な働き方を、多様な働き方で支え合う。こうしたシェアの考え方が、日本社会における「多様化」の着火剤となると感じた。 <取材・文/汐凪ひかり>
早稲田大学卒業後、金融機関にて勤務。多様な働き方、現代社会の生きづらさ等のトピックを得意分野とし、執筆活動を行っている。
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