香港200万人デモの実相。一夜だけの解放区<大袈裟太郎的香港最前線ルポ5>
「日本もヤバイよね」と日本で働く香港女性は言った
11秒の動画も、世界を変えることができる
このデモの裏で、行政長官、林鄭月娥は深圳で中国の高官と会談し、今後の身の振り方を話し合っていたようだ。 「政府の対応が不十分だったために、香港社会に大きな矛盾と争いを生み、多くの市民に失望と悲しみを与えたことに行政長官として市民におわびする」 結果として彼女は謝罪に至った。 圧倒的な数のデモ隊が政治を動かしたことは間違いない。 デモには意味があるのだ。 「この動画、中国政府も見ただろな。おれらもう中国は入れないかもな、笑」 LEEJとそんな冗談を言って称え合った。 たった11秒が世界を変える種になる。この日、僕らはジャーナリズムの持つ力を意義を実感し、確信することとなった。 普久原朝日の動画もまた、光をかざす人々の前向きさをとらえていた。Now #hongkong 今の様子 pic.twitter.com/zu9yyQYRIF
— Jinhee Lee 李真煕 (@masahiroleej) 2019年6月16日
いまの香港です。
— asahifukuhara (@asahifukuhara) 2019年6月16日
まだまだ立法会の周辺にはたくさんの人が集まってます。
主催者発表では参加者が200万人にものぼるそうです。民衆の力を肌で感じます。#香港#HongKong #香港加油 pic.twitter.com/UUitcrDIdF
この連載の前回記事
2019.07.14
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