“ちょっと意図したところと違う所へもうすでに来ちゃってるよねっていうのを一緒に治そうやっというご相談”
「規制の虜」よ再びでまた爆発する欠陥原子炉を蔓延らせ、その前提で旧態依然とした原子炉集中電力インフラ投資をした結果、8年経ってみると当てが完全に外れていた、困ったぞ、安倍政権のある内に“
まず法律からっていう姿勢はちょっとやめましょうよって”「規制の虜」を作り上げたいので、マスコミをハシタ金で縛り上げて市民を再び欺しましょう。と言う意図が、
”ご相談”と言うことです。余り身に浅ましく見苦しく醜い無責任な銭ゲバ無能経営者がそこにいます。
日本は墜ちるところまで墜ちたものだと嘆息する限りです。実は60年への運転延長は、合衆国などでは当たり前の手続きですが、日本では例外中の例外という大前提で法規制度が設計されています。
小さく産んで大きく育てるという骨抜き化は自公政権の十八番ですが、原子炉の運転延長制度もそのように骨抜きにされ、美浜3や原電東海第二のような投資効果が極めて疑わしい原子炉までが延長認可されています。一方で、例外中の例外という前提で第二次改良標準化炉程度を想定した制度設計となっているためにほぼ全炉に対象を広げると運用上の問題点が多々現れます。とくに申請期間の設定にはかなり無理が生じていると考えられます。実は、火急の課題はそちらであって、おそらく原子力事業者はそちらを期待していたと考えられる*のですが、中西氏の破廉恥発言によって何もかもぶち壊しになった感があります。
<*参照:
原子力発電の課題について 2017年1月18日 (pp.12 pp.13)主要原子力施設設置者 (北海道電力等9社、日本原電、日本原燃及び電源開発)>
次回は質問5と質問6の質疑応答についてご紹介と解説をします。
『コロラド博士の「私はこの分野は専門外なのですが」』第4シリーズPA編Ⅲ原子力産業・圧力団体による宣伝・政策活動−−5
<取材・文・撮影/牧田寛 Twitter ID:
@BB45_Colorado photo by
Nuclear Regulatory Commission via flickr (CC BY 2.0)>
まきた ひろし●著述家・工学博士。徳島大学助手を経て高知工科大学助教、元コロラド大学コロラドスプリングス校客員教授。勤務先大学との関係が著しく悪化し心身を痛めた後解雇。1年半の沈黙の後著述家として再起。本来の専門は、分子反応論、錯体化学、鉱物化学、ワイドギャップ半導体だが、原子力及び核、軍事については、独自に調査・取材を進めてきた。原発問題についての
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