利回りは37.4%となり2年半ほどで初期費用を回収でき、その後はずっと儲けになる。立地次第では利回り113%を超える設置場所もあるそうだ。この場合の年間キャッシュフローは611万円にもなり、わずか10か月で元本を回収し、その後も毎年611万円の利益をほったらかしで生み出すというわけだ。
【アクトプロの収益シミュレーション】両替単価は1万3000円と想定。両替手数料収入は通貨ごとに異なるが、平均的な想定で計算。地代は、設置場所に支払うもの。「その他支出」は両替手数料(支出)、基本料金(月5万円)、変動料金などが含まれる。「投資利益率」は両替機購入代金540万円に対するリターン。一日10件程度の両替でも利回りは37%に達する
また、アクトプロもガイアエクスチェンジもサポート体制は充実していて、
集金・回収、円転、管理データ提供・報告など、設置後の基本的な保守作業を代行してくれる。投資リターンやサポート体制、盗難や故障に対する保証は各社異なるので、直接問い合わせて確認したい。
ただしリスクとして気になるのが、昨今、日本でも推進されている「キャッシュレス化」だ。
「今後、日本ではキャッシュレス化は進んでいきます。しかし、クレジットカードを導入しない観光地もありますし、外貨両替ニーズは必ず残るので、
いかにいい場所に集約するか。立地次第で今後の可能性はまだまだ大きいと思っています」(毛利氏)
その好条件の立地もすぐに見つかるわけではなく、争奪戦になってしまう。不確定要素はあるが、圧倒的に供給不足の両替機。増え続けるインバウンドに便乗するなら、手堅く儲かる外貨両替機投資が面白そうだ。
『
アクトプロ』…設置台数は400台超と業界トップ。オーナーはリポートと入金の確認のみで一切手間がかからない。リーシング事業も展開する強みで、高立地を提案。利用件数が少なく赤字でも会社が負担するため、月々のキャッシュフローがマイナスにはならない。
『
ガイアエクスチェンジ』…全国に多数の両替機を設置する業界大手。世界最高水準の偽造通貨識別機能を持つ外貨両替機も取り扱っており安心。外国人旅行者に旅行会社経由でカードを配布し、両替機に設置されたカードリーダーで割引などを受けられる。
写真提供/アクトプロ ガイアエクスチェンジ