ホリエモンも興味津々。ドラマ「新しい王様」山口雅俊氏に聞くお金への価値観

中野龍

テレビ局買収劇を舞台に、「カネ」の問題を新機軸で描くドラマ「新しい王様」(写真提供:©TBS)

 テレビ局買収を舞台に「おカネとは何か?」を問いかけるドラマ「新しい王様」が話題になっている。  1月にTBSでSeason1(全8話)が放送され、現在は動画配信サービス・ParaviでSeason2(全9話、毎週木曜)が配信中だ。  主演の藤原竜也と共演の香川照之らの熱量あふれた芝居と胸に突き刺さるセリフ、さらに2000年代に社会を騒然とさせた外資系ファンドによる敵対的TOB(株式公開買い付け)や 企業買収を彷彿とさせる内容に、当事者の一人だった堀江貴文氏も「やばいくらい面白くて毎日見てしまってる(あ、私は配信で見てますが)」とツイッターでつぶやくほどだ。  ドラマは、かつて大型買収を仕掛けて世間を騒がせたが、現在は居候生活を送り、所有することに執着しない自由人・アキバ(藤原竜也)を主人公に、カネの力で人を支配し、欲望をみなぎらせる投資ファンドの社長・越中(香川照之)とテレビ局の買収を巡って、虚々実々の駆け引きを繰り広げるストーリー。  プロデュース・脚本・演出を担当した山口雅俊氏は「特定のモデルはいません。あくまでフィクションです」と断言する。 「よく世間では『おカネが全てじゃない』『おカネよりも大事なものがある』と言うけど、呪文のような空言でまったく響かない。 本当にそうなのか? もしそうならば、誰かが具体的な例で説明するべき。だったら僕が物語として説明できないかと、10年ほど前から構想を練っていた」と作品への並々ならぬ思いを明かす。
次のページ 
MBA取得の異色プロデューサー
1
2
3
関連記事