元日経記者が教える、ネット株投資で必ずチェックすべき「3つの財務指標」

株価収益率は、株価が割高か割安かを見極める指標

PCで資料作成②株価収益率(PER)  株価が1株当たり利益の何倍になっているかを示す指標が株価収益率(Price Earnings Ratio=PER)です。株価を1人当たり利益で割った数値(倍)です。株式を購入する場合、割安で買いたいと思いますが、実際の株価の動きだけ見ていても判断しかねます。  例えば、株価800円のA社株と500円のB社株のどちらを買ったらよいかを考える場合、株価水準だけでは判断ができません。B社の500円が割安でA社の800円が割高とはいえません。  このような場合、株価収益率を比較することでひとつの判断が可能になります。A社の1株当たり利益を50円、B社は20円とすれば、A社のPERは16倍、B社は25倍になります。この結果、株価の高いA社の方がPERで見ると割安ということになります。 日経平均PER PERは、好況期、不況期、企業規模や業種、個々の企業を比べてもかなりの違いがあります。最近3年間の日経平均のPERを見てみましょう。過去5年の平均PERは14.4倍です。この水準を超えると、買われ過ぎと判断されます。逆に下回ると購入チャンスと考えられます。  2018年9月以降、PERは急激に低下、2019年1月初めの段階では10~11倍まで低下しています。購入チャンスではありますが、さらに株価が売られて倍率が低下するかも知れません。悩ましい問題です。  とはいえPERの動きを有力な参考指標として、今の株価水準は上がり過ぎだとか下がり過ぎだとか、あなた独自の相場観を養うためには魅力的な指標といえるでしょう。
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投資効率を左右する指標は?
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