ゴーンの後継者としてフランスの大物極右政治家が浮上。~フランス極右と日本の危険な関係1
ブルーノ・ゴルニッシュと日本社会
もしもフランス各紙が報じている懸念が実現し、ゴルニッシュがルノーの会長になるようなことがあれば、日本の経済界においてもその影響力は強まり、危険な極右運動の拡大という意味で日本社会全体に大きな負の影響を与えることになるでしょう。 日本で暮らす人びと全体に関係する問題として、こうした極右政治家の行動に注視するとともに、ルノーの後継者問題の行く末を見守りましょう。 さて、ブルーノ・ゴルニッシュだけでなく、実は冒頭に書いた通り、ヨーロッパの人種差別主義者や極右活動家の中には、日本文化の愛好者が驚くほどたくさんいるのです。「白人」であることに価値を見出す彼らが、アジアの島国である日本に関心を持っているというのは不思議に思えるかもしれません。いったい日本文化の何が、彼らを惹き付けるのでしょうか? 次回、「フランス極右と日本の危険な関係」の第二回では、日本に亡命するフランスの極右活動家のことを紹介しつつ、そのような点についても迫りたいと思います。 <文/山下泰幸 TwitterID:@yasu9412> やましたやすゆき●フランス・パリ在住の大学院生/研究員。専攻は社会学で、フランスで暮らすイスラーム教徒の置かれている現状について調査を行っている。世界各国のレイシズムの問題や、移民・難民を巡る状況についても関心を持っている。共同ブログ『メトロ13番線』の運営者でもあり、本記事も同ブログからの転載となる。【ブルーノ・ゴルニッシュ氏のお話①議会選挙について】
— 杉田 水脈 (@miosugita) 2017年5月12日
大統領選に続き、来月には議会の総選挙が行われるフランス。すでに戦いの火ぶたは切られています。… https://t.co/u8pd4Zibfx
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