国民民主党はやっぱり「ゆ党」? 自民党幹部と国民民主党幹部が密会
支持率1%のこの政党はやはり「ゆ党」で、自民党の補完勢力でしかないのか。そう思わせる事件が起きた。「ゆ党」というのは、与党でも野党でもない、中途半端な政党のことだ。
国民民主党の幹部が11月6日、都内のホテルで自民党幹部と会食した。場所はホテル・ニューオータニのすき焼き屋「岡半」。出席したのは、国民民主党が増子輝彦幹事長代行と小宮山泰子代議士会会長。自民党が林幹雄、金田勝年両幹事長代と安倍晋三首相の最側近・稲田朋美総裁特別補佐だった。
二階俊博・幹事長は欠席したと大手メディアは報じているが、現場のホテルで張りこんでいたジャーナリストの田中龍作さんが語る。
「他のメディアは気がつかなかったみたいですが、私は二階さんがホテルに入っているところに出くわし、写真を撮って発表しました。18時30分が集合時間だったのですが、18時17分に、一番初めに入っていったのが二階さんです。玉木代表へのプレゼントとして地元和歌山産のミカンまで用意していました。党内ナンバー2の二階さんまでが出てきたのですから、国民民主党側とよほど重要な話をしたのでしょう」
会合が持たれたのには伏線がある。10月31日・定例会見で憲法改正の国民投票におけるCM規制について問われると、「CM規制を導入することが憲法改正審議の大前提」と述べ、CM規制が導入されれば、憲法改正の審議に応じてよいと明らかにしたのである。
つまり、一向に先の見えない憲法改正論議で国民民主党を抱き込んで、議論を加速させたいという自民党の思惑が先の会合につながったと言える。
「CM規制導入で改憲論議に応じる」と玉木代表は明言
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