立憲民主党から立候補で大論争。「おしどりマコ」は天使か悪魔か?
批判というより扇動も
菊池氏はここで、おしどりマコ氏と「EMで放射能除去」を関連付けようとするかのような発言をしているが、上で述べたように、その件は2015年の時点でおしどりマコ氏自身が「放射性物質を除去できるとは思わない、と会で発言した」と言い、きっぱりと否定しているのである。どうして菊池誠大阪大学教授は3年後の今になって、本件をこのようなかたちで蒸し返したのだろうか? 2015年のやり取りを知らずに発言したのであれば調査不足であり、極めて怠惰な行為、2015年のやり取りを知ったうえで発言したのであれば、極めて卑劣な行為ということになるだろう。 なお、菊池氏はより最近、次のような発言までしている: 菊池誠 @kikumaco “EMが叩かれるのはいいんだけど、同じくらいの勢いでおしどりマコも叩いていただきたい”僕の観測範囲ではおしどり擁立に反対している人はEM大臣にも批判的だけどね。そもそもEMと放射能デマは親和性高いでしょ。おしどりだってEMイベントに出たし、EMで放射能除去っていうデマもあるし
— kikumaco(10/29ベアーズ) (@kikumaco) 2018年10月4日
さすがに常軌を逸しているのではなかろうか? 学者や教育者としての言葉だとは到底思い難い。EMが叩かれるのはいいんだけど、同じくらいの勢いでおしどりマコも叩いていただきたい
— kikumaco(10/29ベアーズ) (@kikumaco) 2018年10月3日
批判者に逸脱はないと言えるのか?
いだまさと● Twitter ID:@miakiza20100906。2017年4月に日本原子力研究開発機構J-PARCセンター(研究副主幹)を自主退職し、フリーに。J-PARCセンター在職中は、陽子加速器を利用した大強度中性子源の研究開発に携わる。専門はシミュレーション物理学、流体力学、超音波医工学、中性子源施設開発、原子力工学。
ハッシュタグ