「国会が終わったからって知らんぷりさせない」 上西充子法政大教授が語る、「国会可視化」の意味
みんなが「できること」を持ち寄れば力になる
これを見れば、サマータイムが導入されて2時間ズレたら、働く人・保育園児を抱えた家庭の人・小学生を抱えた家庭の人のそれぞれの生活サイクルがどう変わるか、賛成も反対もなく、ただただ視覚化して頭に入ってきますよね。 こういう普通に働いている人を仲間に付けていけるって、すごく大事ですね。 こうやって、「国会は終わったけど、知らんぷりさせないぞ」って姿勢をみんなで、それぞれができることをしながら示し続けていければいいなと思っています。この本の脚注・解説を、急な依頼でも書いて、「#書店平積み計画」(※『緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説 「安倍政権が不信任に足る7つの理由」』の書店予約を通して書店側にニーズを伝え、店頭での平積みを実現してもらい、より多くの人に本書を認知してもらうための活動)などをツイートしているのも、その気持ちからのことですね。 ――安倍政権はいよいよ国民生活に大きく関わってくる改憲に手を付けようとしています。その意味では誰もが傍観者でいられないし、また、誰もが傍観者ではなく、何かしらの手段で異議を唱えることができるんだという認識が広まってほしいですね。 上西充子●法政大学キャリアデザイン学部教員。共著に『就職活動から一人前の組織人まで』(同友館)、『大学生のためのアルバイト・就活トラブルQ&Aなど』(旬報社)など。働き方改革関連法案について活発な発言を行い、「国会パブリックビューイング」代表として、国会審議を可視化する活動を行っている <取材・文/HBO取材班>#サマータイム が実施されるとどうなるか?を視覚化しました。
— tokitaro (@tokitaro) 2018年8月8日
「サマータイムが実施されるとどうなるの? →私たちの生活を2時間早める必要があります!」
生活リズムを2時間早めるとどうなるか、自分に当てはめて考えてみよう。 pic.twitter.com/41c26KaXzI
Twitter ID:@mu0283
うえにしみつこ●法政大学キャリアデザイン学部教授。共著に『大学生のためのアルバイト・就活トラブルQ&A』(旬報社)など。働き方改革関連法案について活発な発言を行い、「国会パブリックビューイング」代表として、国会審議を可視化する活動を行っている。また、『日本を壊した安倍政権』に共著者として参加、『緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説 「安倍政権が不信任に足る7つの理由」』の解説、脚注を執筆している(ともに扶桑社)。単著『呪いの言葉の解きかた』(晶文社)、『国会をみよう 国会パブリックビューイングの試み』(集英社クリエイティブ)ともに好評発売中。本サイト連載をまとめた新書『政治と報道 報道不信の根源』(扶桑社新書)も好評発売中
『緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」』 不信任案決議の趣旨説明演説をおこなったのが、衆院で野党第一党を占める立憲民主党の代表・枝野幸男議員である。この演説は、その正確さ、その鋭さ、そして格調の高さ、どれをとっても近年の憲政史にのこる名演説といってよいものだ。 |
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