サイバネティクス研究に取り組む若き大学院生が「国境なきエンジニア」を目指す理由

対談を終えて

 私は人それぞれが持つモチベーションファクター(意欲が高める要素)を、目標達成、自律裁量、地位権限、他者協調、安定保障、公私調和の6つに分けている。日置さんは、目標達成、自律裁量という自分のモチベーションファクターに照らして、グローバルで活躍するロボティクス分野でのエンジニアとしてのキャリアプランを立てている。  そして、一度海外に出れば、その後の海外でのキャリア形成が容易になるというように、コアになる要素を見極めている。モチベーションファクターを梃にして、分解したコアスキルを反復演習する構造を、まさに自身にキャリアプランに転用している事例なのだ。 【山口博[連載コラム・分解スキル・反復演習が人生を変える]第95回】 【山口 博(やまぐち・ひろし)】グローバルトレーニングトレーナー。モチベーションファクター株式会社代表取締役。国内外企業の人材開発・人事部長歴任後、PwC/KPMGコンサルティング各ディレクターを経て、現職。近著に『チームを動かすファシリテーションのドリル』(扶桑社、2016年3月)、『クライアントを惹き付けるモチベーションファクター・トレーニング』(きんざい、2017年8月)がある
(やまぐち・ひろし) モチベーションファクター株式会社代表取締役。国内外企業の人材開発・人事部長歴任後、PwC/KPMGコンサルティング各ディレクターを経て、現職。近著に『チームを動かすファシリテーションのドリル』(扶桑社新書)、『クライアントを惹き付けるモチベーションファクター・トレーニング』(きんざい)、『99%の人が気づいていないビジネス力アップの基本100』(講談社+α新書)、『ビジネススキル急上昇日めくりドリル』(扶桑社)がある
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チームを動かすファシリテーションのドリル

「1日1分30日」のセルフトレーニングで、会議をうまく誘導し、部下のモチベーションを自然にあげられるようになる!

 
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