吉村洋文市長の「聖域なき教育改革」は、きっとうまくいかないだろう。
こんなふうに考えてしまうのは、僕が人生の中で辛酸を舐め倒してきたからなのかもしれません。
しかし、こんなクソ上司が成功している例を僕は一つも知りません。なのに、大阪で暮らしている大多数の人は、そんな吉村洋文市長を温かく見守り、「頑張れ!」と言っています。
こんなにパワハラじみたことがあっても平気で見過ごし、自分の子供や孫の人生が学校で変えられてしまうかもしれないのに、誰も文句を言わないのです。これ以上、政治や選挙に無関心を続けて良いものでしょうか。この上司は選挙によって変えることができますが、今のところ、変わる日が来ることを期待できません。それが「日本」という無関心国家の現実なのです。
<取材・文/選挙ウォッチャーちだい(Twitter ID:
@chidaisan)>
ちだい●選挙ウォッチャーとして日本中の選挙を追いかけ、取材活動を行う。選挙ごとに「どんな選挙だったのか」を振り返るとともに、そこで得た選挙戦略のノウハウなどをTwitterやnote「
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