愛人市場において「若さ」「美しさ」の価値は賞味期限1年程度という現実<現役愛人が説く経済学46>

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愛人業界もシビアな昨今。若いだけでチヤホヤされていたのは昭和まで

 こんにちは、東條才子です。OL業の傍ら、常時4~5名の富裕層を相手に愛人ビジネスを展開しております。  前回は、「愛人バンクに登録する企業経営者男性は、志願者女性をどう見ているか?」と題しまして、有能なお金持ちほど女性の選定に関してシビアであることをお伝えいたしました。彼らは採用活動と同じように、「この女性にお金を使う価値があるか? 一緒に時間を過ごしたいと思えるか?」を見ています。  特に、生き馬の目を抜くビジネスの第一線で活躍する経営者は慎重です。彼らは医師や弁護士などの士業とは異なり、資格を持って開業すればある程度の収入が保証されるというわけではありません。  人生イージーモードではなく、常に株主や幹部社員、競合や消費者の目にさらされてきたことから、経済合理性をシビアに判断する方が多いのですね(後に触れますが、医師はこの限りではなく、タイプの美女に見境なくお金を使う浪費系が目立ちます)。  さて有能な経営者が、たとえば芸能人並みの顔やスタイルをもつ女性をマスコット的に可愛がることはままあります。が、若さや美貌だけを売りにする契約は、どちらかというと企業の受付嬢やお茶くみのようなイメージになります。  2000年代以降、受付嬢の仕事が玄関先の電話に取って代わられ、お茶くみや簡単な事務作業をこなすために採用されてきた一般職女性は、派遣社員に置き換えられてきました。若くてある程度可愛らしいというだけで安定雇用を得られる時代は終わったのです。  今や男性正社員の給料すら上がらない時代。それだけ経営層がシビアに人材を判断するようになったということでしょう。この人材はどれほどの快適さを会社にもたらしてくれるか、企業側は目に見えない「コミュニケーション力」や「人間力」で人を採用します。快適さを提供できない社員は、いつまで経っても年収を上げることができません。
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今の男性富裕層が愛人に求めるバリューは「快適さ」
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