豪雨災害対応よりカジノ法案を優先した安倍政権は本当に「危機管理」に優れているのか?
2018.07.13
被災地よりカジノを優先して質疑をした議員たち
いざ審議が始まると、野党の議員たちは次々に「なぜ今、カジノを話し合うのか?」と反発し、質疑のほとんどの時間を被災地の話に充ててしまいました。結局、ほとんどカジノの話にならず、災害対策の話になってしまったのです。ところが、自民党と公明党の議員はカジノの話をしたかったので、冒頭に社交辞令的なお悔やみとお見舞いを述べた後は、しっかりとカジノの話をしています。ちなみに、今回の委員会で質疑に立った与党側の議員は、自民党の和田政宗議員(参・宮城県選挙区)、公明党の熊野正士議員(参・全国比例区)です。それぞれ党の偉い先生方から「行ってこい」と言われ、張り切ってカジノの話をしているのかもしれませんが、何の疑問も持たずに堂々とカジノの話をできる人間が、この後、どれだけ被災地の心配をしたところで、「オマエ、被災地よりカジノの話を優先したじゃねぇか!」の一言で終了です。なお、和田政宗さんが質問している時に、石井啓一国土交通大臣は、和田政宗さんの質問がよほど退屈だったのか、ウトウトと居眠りをする様子が垣間見えました。批判を浴びながらも、わざわざカジノの話し合いをしたあげくに寝る。一体、どんな神経をしているのでしょうか。これで辞任させられない日本は、とんでもない国です。野党が反発する中、委員長職権で立てられた内閣委員会。急ぐ必要のないカジノ法案の質疑で国土交通大臣を貼り付け。 pic.twitter.com/bqfb7VLzcN
— たつみコータロー参議院議員 日本共産党 (@kotarotatsumi) 2018年7月9日
今日は参議院の定数を6議席増やすことを優先する
ハッシュタグ