「NHKから国民を守る党」議員が松戸市長選運動中に市民メディアに暴行。その顛末

選挙ウォッチャーの分析&考察



 この事件の非常に深刻なポイントは、この事件を起こしたのが「議員」であるということです。私たちの暮らしを良くするためにどうしたらいいかを考えるべき「議員」が、政策を何も考えていないような人を立候補させたあげく、「公約を教えてください」という質問に逆上し、最終的に骨折させるほどの重傷を負わせたあげくに、「ゴミ」だの「クズ」だの言って一向に謝罪しないという、議員はおろか、社会人としても通用するとは思えない人間性だということです。

 本当はワイドショーなどで取り上げられるべき案件ですが、世の中の優先順位として、「NHKから国民を守る党」なんていう諸派のクソみたいな議員の話なんて、安倍政権が毎日のように繰り出す政治ネタに比べると、扱う価値がないレベルでどうでもいいので、密かにネットで話題になるだけで終わってしまいます。しかし、こんなに危ない政党が徐々にネトウヨに支持されるようになっているわけで、税金の無駄遣いをこれ以上拡大するようなことがあっては困るのです。政治や選挙への無関心が、このような議員を生み、そして、このような議員が地域の問題をろくすっぽ考えないせいで、地方経済がどんどん疲弊しているのだということを、もっと多くの人が知るべきだと思います。

<取材・文・写真/選挙ウォッチャーちだい(Twitter ID:@chidaisan
ちだい●選挙ウォッチャーとして日本中の選挙を追いかけ、取材活動を行う。選挙ごとに「どんな選挙だったのか」を振り返るとともに、そこで得た選挙戦略のノウハウなどをTwitterやnote「チダイズム」を中心に公開中。立候補する方、当選させたい議員がいる方は、すべてのレポートが必見。

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