愛人に大金をつぎ込む中高年男性の「異常な」精神状態とは?<現役愛人が説く経済学38>

東條才子
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自分よりはるかに若い愛人に、正気を失い何百万円もつぎ込む中高年の異常心理とは

 こんにちは。東條才子と申します。OL業の傍ら、常時4~5名のお金持ち男性を相手に「愛人ビジネス」を展開しております。

 前回は「2割の優良顧客が売上の8割! 愛人ビジネスにおけるパレートの法則とは」といたしまして、少数の熱烈なファンが売上の大半を占めている旨をご説明いたしました。

 この、2割の優良顧客(コアファン)をいかに確保するかが重要なのです。なぜなら「コアファン」は、環境が変わっても、市場規模が縮小しても、一定の売上を支えてくれるからです。

 愛人ビジネスの目的は、この「多少のことでは離れないコアファン」の獲得にあるといっても過言ではありません。そして、コアファンの精神状態は、あえて言いますが「異常」です。

 前回も登場していただいた、私の主要取引先であるAさん(医師、50代)。彼は、私を継続的に支えてくださる「コアファン」の1人です。彼にはもちろん、法律婚で結ばれたご家族がおられますが、可処分所得の大半を私との交際につぎ込み、「一生付き合っていきたい」と話すほど深い感情を抱いておられるようです。

 Aさんは、どうみても娘にしか見えない私を彼女だと思い込んでおられます。

 たとえば、一緒に高級旅館や高級スパへ行き、店員に「僕の彼女だ」と紹介する。奥様との海外旅行中にも私への連絡を欠かさず、帰りの機内では、奥様の寝ている横でカタログを見て、私への土産にブランド物を注文する。

 キャビンアテンダントの方には、「彼女へのお土産を買いたい」と言って、若い女性の好みについて相談に乗ってもらったそうです。横には奥様がいらっしゃるのに、気まずくなかったのでしょうか。

 スマホのパスコードは、奥様やお子様ではなく、私の誕生日です。医師であるAさんは、私との交際にかけるお金を捻出したいがために、儲けの多い自由診療専門のクリニックを新規開業しました。ご家族は不信感を抱いているかもしれません。

 不倫というご家族への背徳行為。もはやそれを隠そうともせず、奥様との関係は金銭のやり取りだけ。奥様はそんな彼に愛想をつかし、家庭は崩壊しております。が、経済的な安定を手放したくないので、離婚するつもりはないようです。

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非合理的な消費行動をするコアファンの獲得が、愛人ビジネスの成否を分ける

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