本当にあった”悪質インフルエンサー”の信じられないエピソード

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インフルエンサーはフォロワー数が多ければ、影響力があると思うのは間違い。中にはとんでもない例も……?

 こんにちは、桂華です。フリーのモデル、コスプレイヤー、インフルエンサー、そしてキャスティング事業の代表をしています。  前回は、良質的なインフルエンサーとは「リスナーにとって楽しいと思う投稿をする、さらにその投稿に対してコメントがある」と話しました。  一方、良質でないインフルエンサーはフォロワーを何万人も買い、それと反対の動きをする方です(※参照:インフルエンサーの本当の影響力を見極めるポイントとは?)。 《悪質なインフルエンサーの例》 ・フォロワーを大量購入している(3分の2を買っている場合も) ・ファンや同じ業界の別インフルエンサーをSNS上で叩く ・コメントの返信が丁寧じゃない ・見る側が不快な投稿をする ・荒らすことを前提にSNSを投稿する ・クライアントを叩く  ざっと上げると、こんな感じです。わかりやすい例をあげましょう。  それは私が事業を立ち上げる前に、キャスティングされる側でとある展示会のコンパニオン・イメージキャラクターの仕事をしているときのことでした。  仕事内容は、その衣装に着替えて来ていただいたお客様に写真を撮っていただくというものです。  そのインフルエンサーは事前に企業で衣装のフィッティングをして、クライアント、キャスティング会社、インフルエンサー3人で業務内容を合意して当日を迎えたのですが……  当日は彼女を撮ってくれるお客様が比較的少なく、フォロワー数が少ないインフルエンサーのほうが実質的なファンが多いため、たくさん写真を撮られていました。  それに憤りを感じた彼女は、なんと肌の露出度を上げるため、クライアントの許可なく衣装を切り始めました。  それは企業の大事な衣装で、イメージキャラクターなのに……
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「彼氏とエッチしていたので、撮影に行けません」
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