うしじまいい肉さんにカネをせびった人物から、私も被害を受けた件<北条かや>
北条かやの「炎上したくないのは、やまやまですが」【その23】
メール本文を見ると、有限会社メディアウェブのMという人物が「テレビ神奈川」で放送しようと企画中の「ぷれでたーらっとって!?なんだぁ・・・???(原文ママ)」なる番組について、うしじまいい肉さんに「放送枠買取スポンサー」をお願いできないかというもの。 価格は「毎週1回 毎月4回放送の1クール(3ヶ月)」で「総額120万円+消費税8%~(電波料+制作費+編集料込み)×3ヶ月=360万円+消費税」と、かなりの高額だ。「持ち込み企画なもので電波料+制作費は原則前金で入金してもらいます」と書かれており、要はうしじまさんのPRを兼ねた番組を「360万円」あまりで作らないかということらしい。 制作会社が「テレビに出ませんか」というならまだしも、詳しい企画内容も書かず、「放送枠を買い取りませんか?」と360万円あまりを要求してくるなんておかしいと、誰でも思うだろう。 というわけで「有限会社M」は、うしじまさんの「やる訳ねーだろバーカ」というツイートとともに晒されてしまった。 ツイッターでは彼女のフォロワーが社名で検索し、同社がホームページの保守料金を支払っていないことがバラされたり、同じ人物(M)から別件で変なメールをもらった、似たような案件で逆ギレされたという女性の声などが寄せられたりしている。「制作会社が聞いて呆れる」「新手の詐欺?」などの声も多い。 SNSを使って、事務所に所属せずフリーでやっていこうと頑張るアイドルやモデルが増える中、彼女らを食い物にしようとする大人は大勢いる。だから、うしじまさんがやったように、SNSでこうした会社の実態が共有されるのはよいことだ。 私は彼女の5年来のファンなので、彼女が「有限会社M」からの報復を恐れずツイートしたことでますます好きになった。 同時に、反省してもいる。私も彼女のような勇気があれば、もっと早くこの会社について周知できたからだ。 昨年秋、私は「有限会社M」の男性(おそらくうしじまさんに入金を持ちかけたのと同一人物)からメールを受け、番組に参加しないかと持ちかけられ、何度かのやり取りを経て実際に会い、話を聞いたあとに食事に誘われ(行かなかったが)、数週間後にメールで意味不明の叱責をされたからである。TV局から金をせびられた やる訳ねーだろバーカ pic.twitter.com/jj5R91zLRG
— うしじまいい肉 (@PredatorRat_) 2018年4月17日
この連載の前回記事
2018.04.24
ハッシュタグ