コミュ力のある新入社員を採用したい面接官は、眉間にシワを寄せてみよう
第1回、第25回、第26回を参照)。
同テーマを扱ったこれまでの連載内容では、相手の表情や微表情が生じた後にどんなコミュニケーションにつなげていくかをご紹介してきました。
「相手の感情の出現を待って出方を変える」という受動的な方法でした。
今回ご紹介する方法は、面接官の側があえてある表情をつくることで学生さんからある反応を引き起こし、その反応の変化を観て、コミュニケーション能力の程度を見積るという能動的な方法です。
とても簡単で今すぐ使うことが出来、効果的な方法です。
こんにちは。微表情研究者の清水建二です。
本日は、面接官向けに就職面接に望む学生さんたちのコミュニケーション能力を見抜く方法をご紹介したいと思います。
また面接官だけでなく、学生さんにとっても面接官とのコミュニケーションの間合いを測れるためお役に立てる内容です。
私が研修やセミナーで面接官及び学生さんにお話している面接対策の核となるメッセージは、
「表情・微表情・微動作を手掛かりに相手の感情に沿ったコミュニケーションの流れを醸成する」
というものです。こうしたことを面接官がすることが出来れば、面接の場でウソやごまかしをしようとしていない学生さんほど、話しやすくなり、等身大の自分を表明しやすくなります。
同じことを学生さんがすることが出来れば、面接官からの誤解を防ぎ、自分の想いを正確に届けられるようになります(詳しくは当連載の
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