冷え対策靴下として技術の粋をを結集した『三陰交をあたためるソックス」。だが、機能面を打ち出し過ぎてしまった結果……
「機能はそのままに、お客様にわかりやすい商品コンセプトで再検討」したことが、今回の大ヒットへとつながったという。商品名を変えた直後から、消費者は即座に反応したそうだ。
「『まるでこたつ』という名前がお客様にとってわかりやすかったことで、商品名をリニューアルして発売した当初から予定数量をオーバーし、欠品するほどの人気商品となりました。商品の機能も実感していただいているようで、インスタグラムなどのSNS投稿を見ますと、『今年も買いました!』という声も上がっています」
「#まるでこたつソックス」のタグで、インスタグラム内を検索すると画像が続々と出現する
どんなに優れた製品でも、機能面ばかりをアピールするだけでは消費者の目には留まらない。そこに消費者の心に刺さるネーミングがあるからこそ、大ヒット商品へとなっていくのだ。
<取材・文/赤地則人>