もはや電気ショックの罰ゲーム!? ドイツ発の秘密兵器を使った最新エクササイズがヤバかった

 薄暗くどことなくムーディーな雰囲気のスタジオで、担当の女性インストラクターと挨拶。彼女がiPadを操作すると、腕や脚、お腹など体中にピリリと刺激が走る。  この時点で目盛りは「10」を指していた。彼女曰く「初回は15~20でもしびれている感覚があるかもしれませんが、慣れた方だと50程度でも平気になります」とのことだが、そんな数値ではもはやスタンガンではないかとビビってしまう。  今のところまだ筋肉への刺激はほどよい程度とはいえ、油断はできないからだ。インストラクターの指示にしたがって、まずはウォーミングアップをし、体を温めていく。
エクササイズ03

インストラクターが操作するiPad

どんどん上昇する電気刺激

 エクササイズでは脂肪燃焼と腹筋、ヒップアップといった筋トレを行うのだが、インストラクターとはマンツーマン状態。その場でお互いに意志確認をしながら徐々に電気を強くしていく。13、15、20……と。  すると、インストラクターが「意外と平気そうなので、低周波ちょっと強くしていきますね。25、30……まだまだイケそうですね、40ならどうですか?」と目盛りを上げた。これまでよりも電気刺激が強くなり、誰かに腕や脚を押されているような感覚になる。  そのままプランクや腹筋などを各30秒、20回、40回と繰り返していく。体幹を鍛えるヒップリフト、ダイアゴナルなども電気が強くなるにつれ、思うように体が動かず、起き上がったり、座ったりすることも一苦労だ。これ、思ったよりキツい!
エクササイズ04

必死で脚を上げる運動についていこうとするも、キツすぎてバタ足にしかなっていない

 普段ならば、なんてことのない足上げ運動も、筋肉が直接電気に刺激されることで激しい運動に。インストラクターは、「まだまだイケますよね?」と、言いながらどんどん電気を強くしていき、ついに数値は「48」に到達。
エクササイズ05

あまりのしんどさに諦めそうに……

 あ、脚が上がらない! 「もっと脚あげて!」という、インストラクターの女性(ドSでした……)の容赦ない激が浴びせかけられるも、記者はもはや単に脚をバタバタさせることしかできなかった。
エクササイズ06

そんなときインストラクターの喝が! 愛のムチをうけて記者も奮起

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