相次ぐ凍結&ロック! Twitter「凍結問題」と表現の自由【「やや日刊カルト新聞」藤倉善郎氏緊急寄稿】

 ところが10月12日になって、突然アカウントがロックされた。他のユーザーからの指摘で、大悟館での様子を投稿した2件の投稿が削除されていることを知った。Twitter社からは、アカウントをロックしたという通知が来ただけで、投稿の削除については事後報告すらない。  同じ日、筆者の自宅には幸福の科学の代理人弁護士の名で、抗議文が内容証明郵便で届いた。筆者が撮影の際に幸福の科学の参道(私有地)に違法に立ち入ったという虚偽の主張が書かれ、職員の肖像権とプライバシー権を侵害しているのでTwitterの投稿を削除せよ、とする内容だ。  Twitterでは、アカウントをロックされた場合、問題とされる投稿を削除したり異議申し立てをすることでロックを解除するという手順がログイン画面に表示される。筆者の場合はそこに、前述の幸福の科学関連の投稿を削除するか異議申し立てをすることを求める画面が表示された(そもそも投稿はすでにTwitter社が無断で削除済みなのだが)。ここで初めて、ロックの原因が大悟館についての投稿であることがわかった。  これら一連の事実から、原因は間違いなく幸福の科学に関する投稿であり、幸福の科学がTwitterに抗議した結果である可能性が濃厚であることがわかる。  Twitter社には一連の事情を説明し、法律にもTwitterのルールにも違反してないという趣旨の異議申し立てを行ったが、改めて「ロックする」「一部利用制限されている」という通知が来るのみ。処分の理由は、当初は「攻撃的な行為」とされていたのに、異議申し立てをすると「個人情報と機密情報の投稿に関するルール違反」という通知が来た。  しかしTwitterの「個人情報と機密情報の投稿に関するルール」を読んでも、今回の筆者の投稿に該当する項目がない。 「撮影されている人物の同意なく撮影または配布された、私的な画像や動画」の投稿を禁じているが、前述の通り、写真に写っていた職員らは写り込むことを承諾し自らすすんでカメラのフレームに入ってきた。「適用法令に基づき個人的なものと考えられる画像や動画「個人的なものと考えられる住所や場所」も禁じられているが、筆者が投稿した写真は全て公道で撮影したものだ。幸福の科学大悟館は、公益法人である宗教法人幸福の科学の施設であって教祖・大川隆法総裁や職員たちの「個人的な」ものではない。どのような法令に照らし合わせても「個人的なものと考えられる住所や場所」についての投稿ではない。  違法性もなければ、Twitterのルールにも違反していない。

「通報による機械的削除」の危険性

 Twitterに異議申し立てをしても、回答は一切なく、ただ「ロックしました」などとする通告だけが送りつけられてくる。こちらはまた異議を申し立て回答を要求する。今これを繰り返している最中で、Twitter社からのロック通告は6度目、筆者からの異議申し立ても6度目だ。  公道での取材を大人数で威圧し物理的に妨害するという宗教団体の反社会的な事実を世に伝えるという投稿が、何の根拠もなく削除される。しかもアカウントがロックされ、この件と関係のない発言やDMでの個人的な連絡すらも行えない。  反社会的な宗教団体が、都合の悪い言論を潰すために抗議等をするのは、当たり前といえば当たり前だ。反社会的な集団なのだから、言いがかりだろうが暴論だろうがとにかく抗議してくる。それをジャッジする立場の者が法律や常識に基づいて判断すれば何の問題もないのだが、現在のTwitter社は、むしろ積極的に反社会的な集団の手先となって動いている。  前述のように「ロック」は比較的軽い処分なので、筆者が投稿の削除(もうされているが)に同意したり、一定期間が経過すれば、アカウントは復活するかもしれない。だとしても、今後も幸福の科学が気に食わないような投稿を筆者が行えば、そのたびに「ロック」が繰り返され、いずれは「凍結」に至るだろう。  一方で、幸福の科学教団の公式アカウントはロックされないし、Twitterには教団の広告投稿が流れ続けるのである。
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「絵師」の大量凍結騒動
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