【現役愛人が説く経済学5】いくら金持ちでもこんな男は「損切り」対象

東條才子

いまどき、カネで愛人を束縛できると思ったら大間違いなのが難しいところ

 こんにちは。東條才子と申します。本業はOLですが、複数の男性と愛人関係を結んでおります。愛人業は決してラクなものではなく、会社員生活に影響が出ては元も子もありませんので、時には「別れ」を決断することもございます。相手の男性に対して、投資用語でいう「損切り」をするわけですね。今回は、ある男性を例に、「損切り」の例をご説明いたしましょう。

初対面から「好きだ」と言う男性は地雷である

 この連載の3回目で申し上げたように、愛人業は立派な「仕事」です。

 利益が上がらない案件(男性)にこだわり続けたり、ハイリスクな取引に手を出したりして、赤字に陥るのは避けるべきでしょう。愛人業における「商品」は、女としての自分そのものですから、取引で発生する「赤字」は、女性としての自我を脅かします。

 ある中小企業の社長(60代)と出会ったときのことです。

 その男性は、「ワンマン社長」という言葉を絵に描いたような方でした。豪快に笑い、思いつきで社員を動かし、低賃金でこき使っておられる様子が、言葉の端々から伺えたものです。

 社員の福利厚生にはお金を使わないのに、愛人の私には、ひと目見て「気に入った」と言い、10万円をぽんと渡す。初めて会ったその日から、「好きだ」を連呼しておりました。おかしいですね。初対面で相手の全てが分かることなどありえませんから、この社長は何かを誤解しているのです。

 たいていの富裕層男性は、女性をはじめから信頼することはありません。何度かデートを繰り返して、私が愛人にふさわしいか見極めてこられるのが普通です。ところが、その社長は、出会った直後から「君が好きだ」と言って聞かないのです。

 こういう取引先(男性)は、その後、「地雷」と化すケースが多くなります。「直感」で好かれたのなら、スムーズに愛人関係へと発展しそうなものですが、そうはいきません。この手の男性は、「感情の盛り上がりが急すぎる」タイプであり、「直感」で相手を振り回すからです。非常に厄介な案件です。

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大口取引先でも、リスク大と判断されれば損切り対象に

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