証券会社ごとに当選確率を上げる方法が違う!? 2017年下半期IPO投資の極意

証券会社ごとに当選確率を上げる方法が違う

「例えば、大和証券のネット口座は、預かり資産や取引実績、大和証券株の株主優待により、当選確率がアップします。SBI証券の場合、IPOに落選するたびにもらえるポイントや申し込み口数(資金力)が多いほど当選確率がアップします。こうしたIPOのルールは、証券会社によって異なるので口座数を増やしながら、少しずつ覚えていくしかないでしょう」  IPOの申し込みをする際に入金しなければならない証券会社も少なくないので、資金移動で手数料のかからないネット銀行は必須。証券口座数が多いとExcelなどを利用して資金管理する必要もある。IPOが集中する時は、申し込みや資金移動などの作業で半日もかかるそうだ。面倒だと思われるかもしれないが、そもそも、IPO投資は、「投資行為というよりは作業に近く、懸賞みたいなものをイメージしてもらったほうがいいでしょう」というもの。  地道な作業をコツコツ続けていれば、いずれは当たりを引けるようになるはずだ。 <まとめ>  申し込める証券会社すべての口座を開き、ひたすら抽選に申し込む。証券会社によって異なる独自のIPOルールを覚え、少しでも当選確率を高める工夫をする。この方法でIPOストライカー氏は、昨年、15銘柄に当選し、公募割れは2社のみの13勝2敗だった。  普通の株式投資と比べ、勝率が圧倒的に高い。それでも、最近は競合が増えて当選しにくいため、店舗証券の営業マンからの割当を強化したいそうだ。 【IPOストライカー氏】 IPO関連のブログランキングで常に上位につけ人気の「IPO初値予想/分析 IPOストライカーの投資ブログ!」(http://ipo-striker.com/)を運営。’03年に会社員から専業投資家に転身。IPO、公募増資、株主優待など幅広く手がけ、’14年に資産1.5億円を達成! ― 下半期のIPOを確実に獲りにいく方法 ―
1
2
バナー 日本を壊した安倍政権
新着記事

ハーバービジネスオンライン編集部からのお知らせ

政治・経済

コロナ禍でむしろ沁みる「全員悪人」の祭典。映画『ジェントルメン』の魅力

カルチャー・スポーツ

頻発する「検索汚染」とキーワードによる検索の限界

社会

ロンドン再封鎖16週目。最終回・英国社会は「新たな段階」に。<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

国際

仮想通貨は“仮想”な存在なのか? 拡大する現実世界への影響

政治・経済

漫画『進撃の巨人』で政治のエッセンスを。 良質なエンターテイメントは「政治離れ」の処方箋

カルチャー・スポーツ

上司の「応援」なんて部下には響かない!? 今すぐ職場に導入するべきモチベーションアップの方法

社会

64bitへのWindowsの流れ。そして、32bit版Windowsの終焉

社会

再び訪れる「就職氷河期」。縁故優遇政権を終わらせるのは今

政治・経済

微表情研究の世界的権威に聞いた、AI表情分析技術の展望

社会

PDFの生みの親、チャールズ・ゲシキ氏死去。その技術と歴史を振り返る

社会

新年度で登場した「どうしてもソリが合わない同僚」と付き合う方法

社会

マンガでわかる「ウイルスの変異」ってなに?

社会

アンソニー・ホプキンスのオスカー受賞は「番狂わせ」なんかじゃない! 映画『ファーザー』のここが凄い

カルチャー・スポーツ

ネットで話題の「陰謀論チャート」を徹底解説&日本語訳してみた

社会

ロンドン再封鎖15週目。肥満やペットに現れ出したニューノーマル社会の歪み<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

社会

「ケーキの出前」に「高級ブランドのサブスク」も――コロナ禍のなか「進化」する百貨店

政治・経済

「高度外国人材」という言葉に潜む欺瞞と、日本が搾取し依存する圧倒的多数の外国人労働者の実像とは?

社会