東京メトロでは、近く青山アンデルセンのビルを解体。新たに生まれた空間を使って表参道駅に通じるエレベータやエスカレータの整備をおこない、駅のバリアフリー化を進める計画だ。また、これに合わせて表参道駅の構内も「ファッションへのあこがれ」を表現した内装に生まれ変わる予定で、ホームの柱は表参道のシンボルであるケヤキ並木をイメージしたものになるという。
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現在の銀座線表参道駅
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「ケヤキ並木」がモチーフの表参道駅リニューアルイメージ(デザイン企業「船場」のニュースリリースより) 現在の写真と同じホームとは思えないほど大きく変わる
銀座線表参道駅の構内改良工事はまだ進んでいないが、「銀座線リニューアルプロジェクト」は各駅で進行中。一部の駅はすでに新しい内装へと生まれ変わりつつあり、それに合わせて各駅でエレベータ増設などのバリアフリー化、トイレの整備なども行われている。
アンデルセンベーカリーでは、将来的に青山・表参道への再出店を計画しているという。数年後には、生まれ変わった表参道駅と青山アンデルセンが再び「街の顔」となっていることを期待したい。
<取材・文・撮影/若杉優貴(都市商業研究所)>
【都市商業研究所】
若手研究者で作る「商業」と「まちづくり」の研究団体。Webサイト「都商研ニュース」では、研究員の独自取材や各社のプレスリリースなどを基に、商業とまちづくりに興味がある人に対して「都市」と「商業」の動きを分かりやすく解説している。Twitterアカウントは「
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