表参道の人気老舗ベーカリー「青山アンデルセン」が閉店――その意外な理由は?

解体後は駅のバリアフリー化に活用

 東京メトロでは、近く青山アンデルセンのビルを解体。新たに生まれた空間を使って表参道駅に通じるエレベータやエスカレータの整備をおこない、駅のバリアフリー化を進める計画だ。また、これに合わせて表参道駅の構内も「ファッションへのあこがれ」を表現した内装に生まれ変わる予定で、ホームの柱は表参道のシンボルであるケヤキ並木をイメージしたものになるという。 ⇒【画像】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=147492  銀座線表参道駅の構内改良工事はまだ進んでいないが、「銀座線リニューアルプロジェクト」は各駅で進行中。一部の駅はすでに新しい内装へと生まれ変わりつつあり、それに合わせて各駅でエレベータ増設などのバリアフリー化、トイレの整備なども行われている。  アンデルセンベーカリーでは、将来的に青山・表参道への再出店を計画しているという。数年後には、生まれ変わった表参道駅と青山アンデルセンが再び「街の顔」となっていることを期待したい。 <取材・文・撮影/若杉優貴(都市商業研究所)> 都市商業研究所 若手研究者で作る「商業」と「まちづくり」の研究団体。Webサイト「都商研ニュース」では、研究員の独自取材や各社のプレスリリースなどを基に、商業とまちづくりに興味がある人に対して「都市」と「商業」の動きを分かりやすく解説している。Twitterアカウントは「@toshouken」 ※都商研ニュースでは、今回の記事のほかにも下記のような記事を掲載中 ・ビックカメラAKIBA、6月22日グランドオープン-「AKIBAビックマップ」形成へ高島屋羽田空港店、5月25日閉店-大丸も8月27日閉店、伊勢丹が制した羽田空港の百貨店競争GAP渋谷店、5月7日閉店-GAP日本旗艦店の1つ
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