英国人気ブランド「Superdry 極度乾燥(しなさい)」が日本出店しない理由をあえて聞いてみた

橋本愛喜

一番人気のブルゾン。「極度乾燥しなさい」という日本語のロゴと、これまた意味不明の日本語説明文が踊る

 数年前より、「Superdry極度乾燥(しなさい)」というイギリス発のファッションブランドが世界的に大流行していることが話題になっている。

「極度乾燥」に首を傾げ、「しなさい」に目を疑い、それにカッコが付いてることで眉間にしわが寄る。我々が日本で人生を送るうえで「極度乾燥」という文字列を使うこと自体が皆無だろう。しかし、ニューヨークの街を歩いていると、かなりの頻度でこのロゴのついた服を着ている外国人とすれ違うのだ。

 公式ウェブサイトによると、この「Superdry極度乾燥(しなさい)」(以下、Superdry)は2003年にジュリアン・ダンカートン氏とジェームス・ホルダー氏によって立ち上げられたファッションブランドで、発祥国はなんとイギリス。彼らが東京へやって来た際に得たインスピレーションを元に、この名がつけられたという。

 イギリスではロンドンを中心に約100店舗展開されており、2007年にはサッカー選手デビッド・ベッカムが着用したジャケットが7万着も売れたというから、人気は本物。2010年3月にロンドン証券取引所にて新規株式公開(IPO)しその名を一気に世界へと広め、昨年の売上高は日本円で約860億円。

⇒【画像】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=133690

変な日本語の服をさりげなく着こなす街中の外国人

 現在は、インドやサウジアラビアなどを含む46か国に515店舗を構え、100か国以上に流通している。

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「極度車動自」、「競技場」、「会員証な」

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