磁器人形ブランド「リヤドロ」、創業者一族の骨肉の争いで崩壊寸前の状態に

白石和幸

リアドロ社公式サイト

 日本でも良く知られている磁器人形ブランド「リヤドロ(LLADRÓ)」はスペイン・バレンシアで創設されたリヤドロ社の生産によるものである。1970年代には世界を代表する磁器人形として評価されるようになった。しかし、「売家と唐様で書く三代目」とはよく言ったもんで、リヤドロは2代目で企業を売却することになりそうだ。

 創業者であるリヤドロ家の3兄弟のそれぞれ息子と娘ら8人が入社時期は異なるがリヤドロ社で働くようになったのが最終的に今回の売却に至る一番の要因となったようである。お互いの嫉妬、批判など正常な経営を妨げるあらゆる要因が8人の二代目の経営参加で企業は崩壊の道を歩み始めた。しかも、その中で誰ひとりリーダーとなるに相応しい人物がいないようである。

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栄華を誇っていたリヤドロ

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