ジル・スタイン氏は正義の人か、クリントン氏の操り人形か。米国民の民意分かれる

岡本泰輔
 ジル・スタインという女性に注目が集まっています。

 スタイン氏は、トランプ氏が勝利したウィスコンシン州での投票結果再集計を正式に求めた人物。米国「緑の党」からの大統領候補だった人物です。ハーバード大学を卒業した医師でもあります。

 今年、スタイン氏に最初に注目が集まったのは8月。緑の党が大統領候補にスタイン氏を指名した時です。トランプ氏、クリントン氏、どちらにも投票したくないという人が多い中、スタイン氏を大統領にしてはどうか、と呼びかける人が出てきました。

 しかし、米国では、二大政党制が確立されてからというもの、共和党、民主党以外の党が政権を取った例が一度もありません。確かに一時期注目は集まりましたが、現実には勝てる見込みがほぼありませんでした。

 終盤はトランプ氏、クリントン氏の接戦に人々の関心が集まり、メディアもスタイン氏を取り上げる機会がほとんどなくなっていきました。スタイン氏は多くの人が予想した通り、敗れるという結果に。

 そんなスタイン氏に、今、再び注目が集まっています。

 きっかけは、いくつかの州でサイバー攻撃により、投票結果が操作された可能性があるという専門家からの指摘でした。

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短期間に再集計手数料500万ドルを調達したスタイン氏

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