クシュナー氏の性格は、トランプ氏とは異なり物静かなほうだと語られます。メディアにも前面に出てくるタイプでもありません。
しかし、トランプ氏からの信頼は厚い。安倍首相との会談にもクシュナー氏は参加しました。
これまでの人事を見ても、そんなクシュナー氏の物静かな姿からは想像できないほどの力と影響力を持っている可能性がうかがえます。
今後、トランプ政権ができていく中、日本もこのような影響力のある人物への対応を迫られる可能性があります。
<文・岡本泰輔>
【岡本泰輔】
マルチリンガル国際評論家、
Lingo Style S.R.L.代表取締役、個人投資家。米国南カリフォルニア大学(USC)経済/数学学部卒業。ドイツ語を短期間で習得後、ドイツ大手ソフトウェア会社であるDATEVに入社。副CEOのアシスタント業務などを通じ、毎日、トップ営業としての努力など、経営者としての働き方を学ぶ。その後、アーンスト&ヤングにてファイナンシャルデューデリジェンス、M&A、企業価値評価等の業務に従事。日系企業のドイツ企業買収に主に関わる。短期間でルーマニア語を習得し、独立。語学コーチング、ルーマニアビジネスコンサルティング、海外向けブランディング、財務、デジタルマーケティング、ITアドバイスなど多方面で活動中。