豊洲市場の開業延期で「都会の秘境駅」周辺は今……

 豊洲駅前は再開発の真っただ中であった。かつて豊洲駅前には石川島播磨重工業(現:IHI)の工場があったが、その跡地には三井不動産により「ららぽーと豊洲」などが建設された。今回の再開発も三井不動産によるもので、事実上の「ららぽーと豊洲」の増床とも言える。再開発が完成した暁には、駅前に大型の商業施設やオフィスビル、そしてホテルなどが立ち並ぶ予定で、豊洲駅前の風景も大きく変わるであろう。 ⇒【画像】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=114505

三井不動産による再開発が進む豊洲駅前。商業施設やホテルが建設される。 中央左の立体駐車場は「ららぽーと豊洲」。ゆりかもめ豊洲駅より撮影

 近年はタワーマンションの建設が進んでいる豊洲であるが、豊洲市場の「土壌汚染」というイメージから価格の下落が起きているという。もちろん、豊洲駅周辺のタワーマンション群と豊洲市場は全く違う場所であり、ガス工場跡地とも関係がない。全くの風評被害である。  それでは先へ急ごう。豊洲駅からゆりかもめに乗り込むと、すぐに走行路(ゆりかもめはゴムタイヤで走っているため「線路」ではない)の先に真新しい建物が見えてきた。約3分ほどで市場前駅に到着だ。
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意外にも風光明媚だった都心の秘境駅
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