以下に挙げた例は、分解スキル・反復演習で、参加者が実際に用いた話法例だ。
⇒【資料】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=109246
「営業担当者が顧客を巻き込むことができない」といった相談をよく受けるが、そうしたケースのほとんどは、顧客の購買モチベーションエリアに思いをはせることなく、頭で考えたキャッチフレーズや、全社共通の話法をうのみしているだけのケースがほとんどだ。
周知のとおり、顧客ニーズは多様化している。一律のセールス話法を繰り返すだけの営業は、もういらない。顧客の購買モチベーションエリアを検討づけて、購買モチベーションに刺さる話法の展開が、成約率を格段に高めるのだ。
※「購買モチベーションエリアの活用」スキルは、山口博著『
チームを動かすファシリテーションのドリル』(扶桑社、2016年3月)のドリル30で、セルフトレーニングできます。
【山口博[連載コラム・分解スキル・反復演習が人生を変える]第15回】
<文/山口博>
※社名や個人名は全て仮名です。本稿は、個人の見解であり、特定の企業や団体、政党の見解ではありません。
【山口 博(やまぐち・ひろし)】グローバルトレーニングトレーナー。国内外金融機関、IT企業、製造業企業でトレーニング部長、人材開発部長、人事部長を経て、外資系コンサルティング会社ディレクター。分解スキル・反復演習型能力開発プログラムの普及に努める。横浜国立大学大学院非常勤講師(2013年)、日経ビジネスセミナー講師(2016年)。日本ナレッジマネジメント学会会員。日経ビジネスオンライン「エグゼクティブのための10分間トレーニング」、KINZAI Financial Plan「クライアントを引き付けるナビゲーションスキルトレーニング」、ダイヤモンドオンライン「トンデモ人事部が会社を壊す」連載中。近著に『
チームを動かすファシリテーションのドリル』(扶桑社、2016年3月)がある。慶應義塾大学法学部卒業、サンパウロ大学法学部留学。長野県上田市出身