都政について語り合う宇都宮氏と小池都知事
その一方で、小池知事と一定の距離を置いて監視していく立場も強調した。
「我々の要望を受け止めて実現をされるのか。あるいは、それを実現されないのか。それについて私どもは小池知事、あるいは議会を含めてチェックしていかないといけない。もし(我々と)反対の立場を取られる場合は抗議もするし、反対の声をあげていくことになると思います。だから『都民ファースト』という言葉を知事は使っていますけれども、都民のためのことを進めるのであれば我々は賛成しますし、都民の利益にならないことをやられるのであれば反対をしていく。これが我々『希望のまち東京を作る会』のスタンスです。
しがらみや利権を排除していけるかどうかが、小池都政の抱える問題です。徹底しようとすれば妨害や反対する人も出てきます。利権に繋がっている人、そういう風習を許して来たのは都議会と同時に都の職員にもあるんじゃないか。改革を阻む勢力と妥協したら改革は頓挫してしまう」(同)