宇都宮健児氏と小池百合子都知事が面談! 宇都宮氏は小池都知事をどう見たのか?

横田一
 小池百合子知事は8月30日15時、都知事選告示日前日に出馬辞退をした宇都宮健児・元日弁連会長と都庁で面談をした。宇都宮氏から「当選おめでとうございます」と挨拶された小池知事は、「ありがとうございます。(選挙戦で)ご一緒できれば、もっと中身のある議論ができたんですけど」と笑顔で返答。続いて「希望のまち東京を作る会」代表として10項目にわたる「要請書」(※)を小池知事に手渡した。その会談についてどう思ったのか。会談を終えた宇都宮氏に直撃した。

都知事が直接会ったのは初めてで、画期的

要請書を小池都知事に手渡した宇都宮健児・元日弁連会長

 要請書には築地市場移転の停止も含まれており、宇都宮氏が移転停止を求めると、小池知事は「私は立ち止まって考えるという言い方をしている。8年前に出版した本の中で私のスタンスは書いていて、都知事選挙に出るから『立ち止まる』と言った訳ではない。いま精査している。何が一番いい方法なのか模索しているが、特に年末年始は一番忙しい時になるので、明確な態度を早めに出す」と話した。

 そして8月31日に緊急会見を開いて移転延期を表明したのだった。

 一方、小池知事から宇都宮氏に協力要請もあった。

「宇都宮氏はオンブズマンの経験もあり、都政の情報公開をしっかりとして疑念を明らかにしたいので協力をお願いしたい」と話したのだ。面談後、宇都宮氏は小池知事が面談に応じたことを高く評価した。

「1995年に地下鉄サリン事件が発生し、被害対策弁護団長を務めた際にも要望書を提出したことがあるが、都知事への直接の提出は実現せず、課長クラスの職員への実現にとどまった。都知事が直接会われたのは初めてで、画期的なことだ」(宇都宮氏)

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宇都宮氏が見る「小池都政の課題」

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