「円高トレンドへ転換済み」というのは識者の共通認識
75円とは遠い水準にも思えるが「アベノミクスの終焉」ならば、妥当な水準なのか……。西原氏も「100円割れは覚悟する必要がある」と予測する。
「75円は遠いかもしれないですが、125円から15%の調整は5月につけた105円ミドルとほぼ一致します。ですが、アメリカが本気でドル高を調整させたいのなら、高値から20%は落ちると見ていいでしょう。125円から20%の調整ならちょうど100円。為替市場は往々にしてオーバーシュートしますから、100円割れも十分にある。95円程度までの円高は念頭に置いたほうがいい。さらにトランプ大統領実現なんてことになれば、さらにオーバーシュートする可能性だってあります(図③)」(西原氏)
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西原氏の見立てによれば「125円から20%の調整で100円割れへ」。江守氏は「過去の平均から類推すると75円もあり得る」。個人投資家は資産の円高対応を迫られている
円高か円安かなんて話ではなく、識者の見方は「円高トレンドへ転換済み」で一致。しかも100円割れが濃厚となれば、アベノミクス時代の投資戦略は通用しない。円高時代に備えた投資戦略をどう構築するか、熟慮すべし!
【西原宏一氏】
CKキャピタル。シティバンクでチーフディーラーなどを務め独立。たしかな相場観と自身の取引をタイムリーに配信するFXメルマガは圧倒的人気を誇る
【江守 哲氏】
エモリキャピタルマネジメント。住友商事では非鉄金属取引に従事。その後、ファンドマネジャーなどを経て独立。コモディティから株式、為替、債券など幅広く分析する
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