※写真はイメージです photo by TOMO / PIXTA(ピクスタ)
いよいよ始まる夏休み。今年は東京ディズニーシーとユニバーサル・スタジオ・ジャパンが揃って15周年になるなど、大型テーマパークのアニバーサルイヤーでもある。
経済産業省の調査によれば、2015年の遊園地・テーマパークの入場者数は前年比3.9%増の8148万7000人と、インバウンド需要などもあって全体的にみれば好調な収益を見せている
さて、そんな中、帝国データバンクが2015年の遊園地・テーマパーク経営企業の実態調査の結果を発表した。帝国データバンクが同社の企業概要データベース「COSMOS2」及び公開情報を元に、遊園地・テーマパーク経営企業のうち2013~2015年(1~12月期決算)の3期連続で収入高が判明した154社を抽出して分析したものだ。
同調査によれば、2015年の154社の収入高合計は前年比0.6%増の約8134億5000万円。増収企業は73社で全体の約半数(47.4%)という結果になったという。
また、154社のうち2期連続で損益が判明した91社を見ると、2015年の黒字企業は76社で全体の8割超(83.5%)、2期連続の黒字企業は65社(71.4%)になる一方、赤字企業は15社(16.5%)という結果になった。
では、早速だが収入高ランキングから見てみよう。