釈明・お詫びに「流暢な説明」はむしろ身を滅ぼすことになる!

立て板に水の如き話が身を滅ぼす

 読者のみなさんは、これら二人の政治家のどちらが大成したと思うだろうか。前者は、その後、落選、当選、落選と連続当選ができないでいる。後者は、当選を続け、県知事の大役も務めた後、また国政に復帰し、活躍を続けている。もちろん、朝の演説の仕方だけでその後のキャリアのすべてが決まるわけではないが、私には、キャリアを決める非常に重要な基礎的なスキルであると思えてならない。  メディアを賑わす会見や政治家の例を挙げたが、日常生活の場面でも、同じようなことが起こりやすい。――チームメンバーに説明していて、誰も聞く耳をもってくれなかった。お客さまへ商品紹介していたが、興味なさそうにしていた。友人が自分の話を聞こうとせず、スマホばかりいじっている――誰しも一度ならずとも経験していることではないだろうか。
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聞き手を引きつけ、うなずかせる「間」のパワー
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チームを動かすファシリテーションのドリル

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