iOS 最新アップデートで一部のiPad Proが使用不能に。「もはやギャンブル」との不満の声も

photo by Toshiyuki IMAI on flickr (CC BY-SA 2.0)

 5月17日(日本時間)に米Appleが提供を開始した「iOS 9.3.2」。新機能の追加はなく、iOS 9.3に見られた不具合やセキュリティ面での脆弱性を修正するアップデートだが、提供開始直後から同アップデートを適用した「iPad Pro 9.7インチモデル」が動作不能になるという報告がSNS上に氾濫している。  iOS 9.3.2はiPhone、iPad、iPod touchを対象としているが、動作不能になるのはiPad Pro 9.7インチモデルのみ。しかし、全てのiPad Pro 9.7インチモデルにこの不具合が生じているわけではなく、また「iPad Air 2」および「iPad Pro 12.9インチモデル」を含む、それ以外のガジェットがアップデートによって動作不能になるという報告も現在のところ確認されていない。  米メディア・MacRumorsによると、Wifi経由でiPad Pro 9.7インチモデルにiOS 9.3.2を適用すると、アップデート中に再起動を繰り返すようになる場合があるという。画面にはiTunesへの接続を求めるメッセージが表示されるものの、接続しても反応がなく、使用不能になってしまう。  この際、画面には「エラー56」というメッセージが表示される。これはハードウェア(iPad本体)に問題があることを示すもの。Appleのホームページによると、iTunesを最新版にバージョンアップし、使用しているパソコンやMacのセキュリティソフトの動作を確認することで解消される可能性があるとのことだが、復旧できずに頭を抱えるiPadユーザーは多い。こうなってしまうとユーザーに残された選択肢は最寄りのアップルストアに駆け込むくらいのものだ。
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「いつからアップデートはギャンブルになった?」
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