「飲食店で、食中毒が出たら、すぐに保健所がとんでいって、営業停止になりますよね? なぜ、労働基準法に違反しても、会社は営業停止にならないんでしょうか?」
杉村は、「労働基準法に違反した企業が、営業停止にならないのはおかしい」と訴える。そして、営業停止にならない理由は「労働基準法」が法整備として不十分だからだという。
そこで杉村は、「労働基準法の厳格な運用がなされるよう、行政を律する役割を担う親法としての
労働者基本法の制定を!」と主張するのだ。
彼の言う「労働者基本法」とは何なのか。
彼の活動に以前から注目していた我々は、メーデーに先立つ3月某日、彼にインタビューを敢行した。
次回、彼の言う「労働者基本法」と彼の主張の詳細をお伝えする。
<文/菅野完(Twitter ID:
@noiehoie)>
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