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アンチエイジング&ライフハックブログ
「パレオな男」管理人のYu Suzukiです。
虚弱体質から独自の努力で8年をかけ持病をすべて克服し、公私ともに順調となった経験をもとに、今後、皆様の健康維持や仕事の効率アップに有益な情報をお伝えしていきたいと思います。
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思えば通勤時間とはストレスの温床。満員電車ならなおさらだ
さて、長時間の通勤が好きな人はいないでしょう。すし詰めの電車にゆられて過ごす時間は、ストレス以外の何者でもありません。
ここ数年、科学の世界では「通勤」に関する研究が増えてきました。その結論はいずれも同じで、通勤時間が長くなるほど、あらゆる面で人生が不幸になるというのです。
なかでも有名なのは、2004年に経済学者のブルーノ・フライ博士が発表した論文(1)でしょう。博士は1985–2003年にかけてドイツで行われた幸福度調査を分析し、「長時間の通勤がもたらすストレスの高さは、
年収が40%アップしないと割に合わないほどだ」と断じたのです。なんとも過酷な結論です。
もうひとつ面白いのが、2011年にウメオ大学から出た論文です(2)。スウェーデンで暮らす18万人の夫婦を調べたところ、
夫の通勤時間が45分を超えると、離婚率が一気に40%も高くなったんだとか。
その原因はハッキリしていませんが、研究者は2つの理由を想定しています。
・そもそも通勤時間が長いビジネスマンは仕事ができないので給料が低いから
・通勤時間が長いビジネスマンには、教育レベルが低い傾向があるから
なんとも身もふたもない説ですね。
さらに恐ろしいことに、長時間の通勤はあなたの体を確実にむしばんでいきます。