「外国から注目」で日本人からも注目度があがった観光地とは?
2016年4月5日、JTBはレポート「2016年ゴールデンウィーク(4/25~5/5)の旅行動向」を発表した。同リポートによれば、「節約志向はあるものの旅行の意欲は堅調 海外旅行人数は昨年より2.8%増の54.6万人国内旅行人数、総旅行人数は、ともに過去最高」としている。
また、旅行動向アンケートでは、関東、近畿、東北、甲信越への旅行を予定しているという回答が多い結果となっている。東北は、桜が満開の季節を迎え、関東では開業15周年の東京ディズニーシーや、近畿では4月29日にオープンする京都鉄道博物館、15周年を迎えたユニバーサル・スタジオ・ジャパンが注目を集めている。
また、大河ドラマの影響もあって、真田幸村ゆかりの甲信越地域も伸びている。「上田城」をはじめ、昨年改修が終了した「姫路城」や天空の城として人気の「竹田城」など近年「城」の良さが見直されているようだ。
そんな中、興味深かったのは「国内旅行についての考え方」である。本サイトでも記事にしたグランピングを筆頭に、古民家を回収した宿泊施設や女性専用カプセルホテルなど、今までにない宿泊施設のバリエーションが増えたことで国内旅行を見直す機運が高まったことだ。
さらに、「外国から注目され話題となった観光地に興味をひかれた」という回答も6.3%あった。以前からあった観光地が、インバウンドの影響もあって外国人に人気のスポットになったことで、日本人からも再注目されているのだ。
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