ネット転売で確実に稼げる意外な家電とは?――普通に量販店に買いに行くだけ!

今や副業の定番として人気を集める「転売・せどり」ビジネス。独自のノウハウをもとに毎月大きな利益を上げている転売長者たちに、みずから足繁く通っている仕入れ先、そして活用ツールを公開してもらった!

【新品家電】仕組みを知れば“誰でも、堅実に”稼げるのが新品家電のメリット

上野勇輔氏

上野勇輔氏

 自身が転売で大きな成果を収め、現在100人以上のコンサル生を抱える上野勇輔氏。いったいどんな仕入れを実践しているのだろうか。 「オーソドックスですが、ビックカメラやヨドバシカメラといった大手家電量販店やホームセンターなどで、型落ちのセール品を仕入れています。新品家電を安く仕入れ、それをAmazonで売るという極めてシンプルなスタイルなんですが、下手に動き回るよりもこの手法が一番利益を生むんです」  ちなみに、Amazonでの販売は今回紹介する転売長者のほとんどが共通して実践している方法だ。集客力が高いのはもちろんのこと、仕入れた商品を一括して納品すれば在庫の管理や商品の梱包、発送を代行してくれるFBAサービス(有料。在庫保管手数料、配送代行料が商品のサイズによって算出され、売り上げから徴収される)を行っている点からも、Amazonは多くの転売長者に重宝がられている。  そんなAmazonでの相場よりも安く、なおかつ売れる商品を探すには、商品の“目利き”は必要ないのだろうか? 「商品知識があるに越したことはないですが、基本的にはアプリにお任せです。僕は『せどりすと』という無料のアプリを使っていて、商品のバーコードを読み取るか名前を入力すれば、すぐにAmazonでのランキング、最安値などを調べることができます。さらにアプリから『モノレート』というサイトを開けば、最安値、出品者数、ランキングの推移もグラフで確認できます。そこでチェックすべきは価格や出品者数に極端な増減がなく、売れ行きも安定している商品。そのうえでAmazonの販売手数料を引いても利益の出る額で売られているなら仕入れています」  そのほかセール情報の収集にもアプリを活用しているという。 「『シュフー』というチラシアプリです。お気に入りの店舗や地域を登録しておくと、どんどん新着のチラシが届きます。日替わりの特価品とか『限定○個』と謳っている商品をチェックするだけでも利益を上げられますよ」  最後に、コンサル生にも必ず伝えているという秘訣を教えてもらった。 「家電量販店では、恥ずかしがらずに『もうちょっと安くなりませんか?』と“価格交渉”をしてみてください。型落ち品であれば、かなりの確率で値下げしてくれます。一番初歩的なのは、例えば税抜き1万円の商品を税込み1万円にしてくださいという交渉ですね。積み重なればけっこうな金額になります。値下げ交渉は、人の知らない“自分だけのセール品”を生み出しているようなものなんです」
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上野勇輔氏の仕入れ先リスト
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