転職を身近な人に相談する人はわずか3割。意外に孤独な転職活動
2015.12.10
ひと昔前と比べると、転職はそれほど気負いする活動ではなくなったが、人生を大きく左右する転職活動には、やはり慎重にならざるを得ない。価値ある情報を集めるのはもちろんのこと、身内や信頼できる人からのアドバイスは、よりよい転職活動を行うために、欠かすことのできない要素だ。
しかし、このたび転職クチコミサイト「転職会議」が、20代、30代の転職をしたことがある、あるいは転職を考えている既婚ビジネスマン1800人に対して「転職をする際の参考意見」について調査したところ、約7割の人が「身内には相談せずに転職活動をしている」ことがわかった。
■会社、学生時代の先輩に相談した人は約2割
会社の先輩に相談した 13.8%
学生時代の先輩に相談した 5.2%
会社の先輩・学生時代の先輩両方に相談した 4.5%
(回答者=1588名)
■兄弟姉妹に相談した人は約1割
兄もしくは姉に相談した 5.1%
弟もしくは妹に相談した 2.8%
兄弟・姉妹全員に相談した 2.9%
(回答者=1805名)
■奥様に相談した人は約4割
奥様に相談した 40.4%
(回答者=1779名)
■親に相談した人は約3割
父親に相談した 4.4%
母親に相談した 10.5%
父親・母親全員に相談した 16.3%
(回答者=1789名)
身内のなかでは、配偶者に相談をする人が多かったものの、それでも4割。転職は、想像以上に“孤独な戦い”になりがちなようだ。<データ提供/リブセンス・文/HBO編集部>
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