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ポルシェAGが、2015年の10か月だけで2014年度の年間販売台数を上回る19万1784台、前年同期比では27%増を販売し、新記録を打ち立てたと発表した。
10月期には、ポルシェは世界で1万8699台の新車を販売。これは前年同期比の18%増に相当するという。ちなみに、2014年の年間販売台数は18万9849台。
もっとも売れたモデルは、コンパクトSUVのマカン(上写真)で、10月期までにほぼ7万台が販売され、ポルシェにとって2015年度のベストセラーとなっているという。
カイエンに対する需要も大きく、6万台以上(2014前年同期比12%増)を販売した。ポルシェ911も前年同期比7%増の2万7281台となった。
好調だった市場は、10月期はなんと上海ショックがあったはずの中国。4950台(+44%)のポルシェが販売され、1-10月期では4万9190台(+36.6%)販売された。次いで米国も好調で、10月期は4070台(+11%)1-10月期では4万3370台(+11.1%)だった。欧州市場ではドイツが好調で2644台(+10%)、欧州市場全体では6691台で+11%となった。
ちなみに、日本ではポルシェAG発表では日本国内販売台数は明らかにはされていないが、日本自動車輸入組合(JAIA)の発表によれば、10月期は444台で+69.5%、1-10月期で5324台(+40.2)%とこちらも販売台数が大幅に伸びていた。
【参照】
ポルシェジャパン
日本自動車輸入組合(JAIA)
<文/HBO取材班 image by
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