年内に円高105円か、それとも円安135円か?!
2015.10.06
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いずれにしても、このままレンジを抜けないなら、2011年に次いでドル/円の年間値幅としては過去2番目の小幅になるだけに、少なくとも115.8-125.8円というこれまでのレンジをどちらかにブレークする「もう一相場」の可能性は十分残っているだろう。(了)
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【吉田 恒氏】
1985年、立教大学文学部卒業後、投資情報会社の代表取締役社長などを経て、2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケットエディターズ」の日本代表に就任。国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的に行っている。また「M2JFXアカデミア」の学長も務めている。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。「わかりやすい、役立つ」として、高い顧客支持を有する。
著書に『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)など
●FXマーケットスクウェア http://www.m2j.co.jp/landing/fx_market_square/
●ツイッター http://mobile.twitter.com/yoshida_hisashi
●FXの学校「アカデミア」 https://www.m2j.co.jp/mp/my_fxacademia/
今年のドル/円は動いている印象もなくはないが、最大値幅は9月末までの段階で115.8-125.8円の10円。過去2年連続で、年間値幅は20円前後に拡大したことからすると、残る3か月で値幅が大きく拡大する可能性は十分ありそうだ。
単純に10円の値幅拡大が、目一杯円高方向なら105円、逆に目一杯ドル高方向なら135円をそれぞれ目指す計算になる。
それにしても、残る3か月での10円の値幅拡大は非現実的なのかといえば、必ずしもそうではないだろう。それが現実になったのが、まさに昨年だった。
2014年も9月末までのドル/円最大値幅は約9円でしかなかった。ところが、10月末から大きくドル高・円安に動いた結果、年間値幅は20円以上に急拡大した。いうまでもなく、10月末の日銀追加緩和、「黒田サプライズ」を受けた大相場だった。
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