上海株が「もしもバブル破裂なら」こう動きます(きっと!?)

吉田 恒氏

吉田 恒氏

「3大株バブル破裂相場」とされる1929年からのNYダウ、1990年からの日経平均、2000年からのナスダック指数の下落パターンは比較的似ている。  そこで、この3つの下落相場の平均を計算してみた。このバブル破裂相場の「平均シナリオ」は、51営業日で33%下落(バブル破裂第1幕)し、122日営業日にかけて下落率を20%に縮小する(バブル破裂中休み)ものの、その後は下落トレンドが続き、約2年半で7割下落するということになる<資料参照>。  この「平均シナリオ」に、最近の上海総合指数と独10年債利回り(逆数)を重ねてみたところ、似ているように見えなくもない。仮にこの2つもバブル破裂で、「平均シナリオ」に近い形での推移が続くとしたら以下のようになる。  上海株はまだ日柄、価格ともバブル破裂第1幕の途上にあるということになる。そして、独10年債利回りは、0.6%以下に低下する可能性は低く、秋以降は上昇再燃、1%を大きく超えて、来年以降はさらに2%を超えていくとの見通しになる。(了) ⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=48628
上海株

<資料>

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