ギリシャXデー、ユーロを決めている主役はこれだ!
2015.06.23
資料参照>。(了)
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【吉田 恒氏】
1985年、立教大学文学部卒業後、投資情報会社の代表取締役社長などを経て、2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケットエディターズ」の日本代表に就任。国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的に行っている。また「M2JFXアカデミア」の学長も務めている。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。「わかりやすい、役立つ」として、高い顧客支持を有する。
著書に『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)など
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●FXの学校「アカデミア」 https://www.m2j.co.jp/mp/my_fxacademia/
ギリシャがついにデフォルトになるのか、それとも回避されるか。そして、それはユーロにどのように影響するのか。
この数か月のユーロドルは、米独長期金利(10年債利回り)差との相関性がかなり高い状況が続いてきた。独長期金利は4月には0.1%割れ、ところが6月には一時1%突破するなど記録的な乱高下となったが、そんな記録的な独長期金利の動きが、ユーロドルに影響したというのはわかりやすい。
そして、そんな関係がまだ続くなら、「ギリシャでユーロはどうなる?」は、「ギリシャを受けた独長期金利でユーロはどうなる?」ということだろう。ギリシャがついにデフォルトとなり、質への逃避で独国債買い、金利低下となるならユーロも下落する可能性があるが、逆に金利上昇ならユーロ高になる可能性が高いだろう。
ギリシャ情勢を受けた瞬間的な反応はともかく、4月後半からの異常な金利下がり過ぎ修正に伴う独金利の上昇は簡単には終わらないのではないか。今年の独金利の動きは、同じく異常な金利下がり過ぎ修正に伴う2003年の日本の金利上昇に似ており、この似た動きがこの先も続くなら、今後数か月独長期金利は0.8-1%中心の推移になりそう<ハッシュタグ