古本転売は初心者でも簡単に利益が出せる
2014.09.23
懸命に働いてもなかなか給料が上がらない昨今、副業として人気の“ネット転売”は本当に儲かるのか? 転売事情通や実践者のアドバイスをもとに、転売ド素人の新人記者が1か月でどこまで利益を出せるかチャレンジした。
読み終えた本を売るという経験は誰にでもあると思うが、プロの手にかかればこれも思わぬ鉱脈となる。ブックオフを専門に転売をしている「ブックオフせどり」氏に話を聞いた。
「セール前日に“仕込み”をするのがよくある方法です。仕込みとは利益の出る商品をあらかじめリサーチして、店員に見つからないように隠しておく行為のこと。こうしておけば、当日、すぐに購入できるとのことです」
108円で仕入れるものは300円以上、それ以外でも仕入れ値の2倍以上で売れるものに絞っているという。
「例えば、ブックオフの店内には“赤ラック”と呼ばれるものがあります。棚板がV字のものとL字のものがあり、Vカートは買い取った商品の置き場として使われます。Lカートは買い取ったのち、研磨して消毒した商品が棚に陳列されるまで店内に放置されるのですが、この両方のカートを専門に転売するだけで、月20万円稼げると言われています」
地道な作業だが、ちょっとした裏技を駆使すれば、手堅く稼げる古本。まさに転売の王道といえる。
【ブックオフせどり氏】
ブックオフに10年務め、リサイクル業全般に携わる。脱サラし、現在は本、CD、DVD、ゲームとおもちゃ全般を取り扱う。その他にメルマガ配信や情報販売で月の利益は100万円にも上る
― ド素人がネット転売で稼ぐ6つの鉄則【2】 ―
古本転売の鉄則
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