ドル/円の「黒田日銀離れ」

吉田 恒氏

吉田 恒氏

 ドル/円は2013年4月頃から、日本の2年債利回りと高い相関関係が続いてきた<資料参照>。日本の2年債利回りは、日銀の金融政策を反映する金利。その意味では、まさにドル/円は、2013年4月の日銀・黒田総裁体制以降、黒田総裁が決めてきたようになっていたわけだ。 ※<資料>はコチラ⇒http://hbol.jp/?attachment_id=34269  そんな関係が、今年に入ってから大きく崩れ始めた。今年に入ってから2年債利回りが一時のマイナスから0.05%程度まで上昇したのに対し、ドル安・円高の反応はそれより軽微にとどまっている。  昨年までの関係を前提にすると、115円を下回るドル安・円高になっていておかしくない。ところが、そうなっていないわけだ。ドル円の「黒田日銀離れ」の構図となっている。あくまで一時的なのか、それともドル高・円安が大きく修正に向かう前触れなのか、注目されるところだ。(了)
黒田日銀

<資料>

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